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青森市の建設会社「伊藤光建設」
青森市大野にある建設会社「伊藤光建設」です。愛犬・愛猫や障害のある方が暮らしやすい住宅づくりを得意としており、新築もリフォームも手掛けています。
伊藤社長より、伊藤光建設の家づくりの特徴や、そこに込められた想い、会社としての今後の展望などたっぷりとお話を伺いました。
コロナ禍で考えた「ペットと住みやすい家づくり」
伊藤社長は青森市出身。高校卒業後、青森を出たい!という思いで、カナダのバンクーバーへ飛び出しました。帰国後は千葉の会社で土木建築を、仙台の会社で断熱材やサッシなどの建材について学ばれ、27歳頃に青森へ戻られました。
伊藤社長は2020年4月より社長を務めていらっしゃいます。
「社長になったばかりの頃はコロナ禍で、茨の道だった」と、伊藤社長は就任当時を振り返られます。
コロナの影響でウッドショックやアイアンショックが起き、建築資材の値段が高騰したこともあり、住宅見学会にいらっしゃるお客様が減ったといいます。
そのような苦しい状況の中、伊藤社長は「コロナ禍の今何ができるか」を考えられました。
その時、コロナ禍でペットを飼う方が増えたことも踏まえ、「ペットと住みやすいおうちを提案したらどうか」というアイデアが浮かび、「ペットライフスタイル」のノウハウを学ばれます。
ご自身も40年以上ワンちゃんを飼っていらっしゃる伊藤社長。経験や知識を活かして、「愛犬家住宅コーディネーター」の資格も取得されました。
犬種によって行動パターンは全く違うと話される伊藤社長。それぞれのワンちゃんの動きに合わせた設計を綿密に考えられています。
お客様の中には、やはりペットを飼われている方が多いそうです。最近はネコを飼う方が増えている印象で、保護猫を引き取る方や多頭飼いも多いと伊藤社長。
犬や猫も年をとってくると高いところに登らなくなるなど行動範囲が変わったり、介護が必要になったりするため、ペットの年齢も踏まえて、暮らしやすい家を提案しています。
伊藤光建設では、ワンちゃん・ネコちゃんのフォトコンテストも開催しています。今後はドッグカフェも展開していきたいと伊藤社長は意気込んでいらっしゃいます。
障害がある方が自立して暮らせる家づくり
もう一つ、伊藤社長が始められたことがあります。「重度障害のある方が自立して暮らせる家づくり」です。
脳血管疾患や交通事故などにより身体に麻痺が残った方などの、身体障害のある方が暮らしやすい家づくりをされています。
「人生の中で突然障害を抱えることになった方には、戸惑いもあると思うが、自分でできることが増えると自信もついてくると思う。障害や体の動きも人それぞれなので、その方にとって過ごしやすく、一つでも自分でできることが増え「自立」して過ごせるような家づくりを目指しています」と伊藤社長は話されます。
経年劣化に強く、何でもつくれる!モルタル造形の家づくり
伊藤光建設が2024年から新たに始めたのが、「モルタル造形の家づくり」です。
モルタル造形は石膏を使って様々な形を表現することができる、東京ディズニーシー内の岩や木などに使われる造形です。
アンティーク調の石積みの壁はオシャレな雰囲気が出るだけでなく、経年劣化にも強いんだそう。
「青森市内にはモルタル造形を用いた家はなかなか無くて斬新だと思う。基本を覚えればなんでも作れます!」と伊藤社長。
テーマパークやお城を思わせるようなモルタル造形のおうち。夢が広がりますね♪
青森の厳しい冬の寒さの中でも安心!「ソーラーサーキットの家づくり」
伊藤光建設では、平成元年から30年以上、「ソーラーサーキットの家づくり」に取り組んでいます。
ソーラーサーキットの家づくりは、一言で表すと、「日本の暑い夏、寒い冬に合わせて衣替えのできる家」のことです。家全体を断熱材で包み、保温性を高める「外断熱」、壁内を通気し、熱を排出する「二重通気」の二つの工法を用いて作られます。
これにより、夏は壁内から熱を逃す、冬は熱を閉じ込めることで、家の中は一年中適温を保つことが可能になります。
また、24時間換気することで家中に綺麗な空気を入れられる「SC-SVシステム」、室内をさわやかに除湿する「全館除湿システム リフレア」、薬剤を使わないシロアリ対策「ターミメッシュフォームシステム」、自動でおうちの衣替えをする「自動通気制御 SCナビシステム」の4つのシステムが取り入れられ、温度だけでなく、空気や湿度も心地よく保ってくれます。※カネカのお家 ソーラーサーキットの家づくりの公式HPより引用
青森の厳しい冬の寒さから家族を守ってきたソーラーサーキットの家づくり。36年前に建てた住宅でも、今も腐りもせず、木の香りがしているそうです。
現在、東海大学の高橋教授や学生さん、カネカの方々と共同で研究を進めており、室温、湿度、壁の表面温度などの1年間のデータをまとめています。
北国の環境に合った性能を数値化し、それを根拠にして、過剰断熱ではなく地域の気候に合った提案、物価高でも性能を落とさない提案をしているそうです!
伊藤光建設の家づくりの強みとは?
伊藤光建設の家づくりの強みやおすすめのポイントを伺いました。
一つは、「家庭内事故が少ない家」であること。具体的には、滑りにくい素材を使用して床を作ることです。人間もペットも滑って転倒し、脱臼や骨折するリスクがあることを踏まえて、滑りにくい床をよく提案しているそうです。
また、自然素材を使用することや、劣化しにくいことも強みです。
「最近は耐震性能や断熱性能が高いことが重視されている。デザインだけが凝っている家は維持費がかなりかかる。家は長く住むものだからこそ、トレンドに流されず、維持管理のしやすさを大事にしていきたい。住む人が健康でいられて、長く受け継がれていく家づくりをして行きたい」と伊藤社長は話されます。
今後は水災に強い家づくりにも挑戦していきたいと伊藤社長は語られます。
現在の目標と今後の展望
伊藤社長へ、伊藤光建設の現在の目標や今後の展望を伺いました。
目標については、「地域を元気にし、青森の町を明るくしていくこと」と話されました。
モルタル造形の家のように、明るい雰囲気で性能も高い家が増えていくと、青森の町も明るくなっていきます。ディズニーランドのようにワクワクする町になっていけばいいなと考えていらっしゃいます。
「物価や人件費が高く、人口も減ってきている厳しい時代だが、地域が盛り上がることを続けていき、結果として伊藤光建設の家づくりに共感される方が増えていけば嬉しい」と語られます。
「自分の想いが入った家ってなんだかいいですよね」と伊藤社長。家を長く大事にし、受け継いでいくことで、地域も守られていくと考えていらっしゃいます。
また、「雪との付き合い方を変えていくこと」にも取り組んで行きたいとのこと。
「青森の方からすると雪は嫌なイメージが強いかもしれないが、アナと雪の女王やハリー・ポッターなどの雪の造形は雰囲気があっていいなと思う。雪があることで活きてくる家づくりを考えてみたい」と意欲的です。
また、伊藤光建設はSNSの投稿にも力を入れています。ぜひ、以下の店舗情報のリンクからフォローしてみてくださいね♪
新築やリフォームを検討されている皆様、人もペットも住みやすく、長く受け継がれていく家づくりを目指す伊藤光建設へご依頼してみてはいかがでしょうか?
青森の町が、ワクワクするような明るい町になっていくのが楽しみですね♪
店舗情報店名:株式会社伊藤光建設
住所:青森市大野字若宮140-29
電話番号:017-739-4466
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