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「ヒラカワウンソウ 想いをはこぶ運送屋」
「ヒラカワウンソウ 想いをはこぶ運送屋」は、青森市金浜にある会社です。もともとはその名の通り運送業がメインでしたが、最近は遺品整理や空き家の片付け、不用品回収などを主に行っています。
1982年3月に創業、1993年5月に法人化しており、創業してからは40年以上の歴史があります。
今回お話を伺ったのは、代表の平川穣ニさん(青森市出身)。平川さんの父がこの会社を立ち上げられ、平川さんは約38年前、20歳にして事業を引き継がれました。
ヒラカワウンソウで行っている遺品整理や家の片付けの詳しい内容、お仕事の中で大切にされていること、今後の展望などについてお話を伺いました。
単なる片付けだけではない!遺品整理
ヒラカワウンソウが行う業務は、遺品整理、家の片付け、不用品回収など多岐に渡ります。
その中でも一番ご依頼が多いのは「遺品整理」のお仕事です。
遺品整理は、亡くなった方のご自宅の物の整理をすること以外にも多くの過程があります。
例えば、「遺品の査定」と「買い取り・再利用」です。遺品整理をするなかで、亡くなった方が大切に保管していた、ブラウン管テレビなどの家電、ポスターなど、レトロなグッズが出てくることがあります。そういった物を、「遺品査定士」の資格をお持ちの平川さんの奥様が査定し、買い取りをしています。そして、買い取ったものをネットオークションや海外への輸出業者を通して、必要としている方の元へ届けることで、「再利用」につなげています。
査定や買い取りをしてもらうことで、遺品整理の費用から買い取り金額が差し引かれるため、お客様の費用負担が少なくなるところもメリットです!
また、平川さんには、「故人が大事にしていたものは、また必要とする誰かに使ってもらった方が、故人も喜ぶだろう」という想いもあります。
更に、紙や金属を業者へ持っていきリサイクルすることで、ゴミを減らすことにもつながり、環境のためにもなりますね。
また、供養や簡易清掃も行います。
供養は、例えば仏壇をお寺へ、神棚を神社へ持って行ってお焚き上げをしてもらうことを指します。故人の親戚が遠方にしかおらず、仏壇や神棚の管理が難しいケースもあるため、お客様のご希望に合わせて遺品整理のプランに組み込むこともあるそうです。
また、ぬいぐるみや人形なども想いが入りやすいものとされていて、同じくお焚き上げをするケースがあるとのことです。
また、簡易清掃として、遺品整理後のお部屋の掃除機がけなども行っています。
遺品整理以外もお任せ!一部屋、一点から依頼できる清掃、不用品回収
ヒラカワウンソウでは、遺品整理に限らず、生前整理やお部屋の片付けを承っています。
依頼は一部屋から可能です。アパートの部屋、住宅、車庫、物置など、お客様のニーズに合わせてお部屋の片付けを行っています。
病気で入院した方や施設に入った方など、生きている方のお部屋の片付けの依頼も多いそうで、ときにはゴミ屋敷の清掃をすることもあるそうです。
また、不用品回収も受けつけています。大きくて町内のゴミ捨て場に出すのが大変なものも、一点から引き取ってもらうことができます!
遺品整理のみならず、査定や買取も行うヒラカンウンソウ。古物商や廃棄物処理の許可も得ていることに加え、お寺や神社とも連携して仏壇の閉眼供養など、幅広く事業を行っています。
片付けや運搬に関して総合的に関わっているところがヒラカワウンソウの強みです!
「故人の想い・家族の想い・人の想いをはこびます」
ヒラカワウンソウは、「故人の想い・家族の想い・人の想いをはこびます」という言葉をモットーに事業を行っています。
また、平川さんにお仕事をする上で大事にしていることを伺うと、「丁寧に対応すること」とのこと。
「物には全て想いがあります。作る人の想い、売る人の想い、買う人の想い、使う人の想い、片付ける人の想い…。遺品には故人の想いや家族の想いが込められています。単に家財を片付け、運ぶのではなく、そこで暮らしていた方の「想いをはこぶ」ということを大切にしています」と平川さんは語られます。
遺品整理をしていると、母子手帳やへその緒、アルバムなどの思い出の品や、他にも故人や依頼者にとって大切なものが出てきます。
平川さんはそれらを丁寧に扱い、依頼者にも確認をしてもらいながら、整理を進めていくことを心掛けています。
ヒラカワウンソウの今後の目標
平川さんに、ヒラカワウンソウの今後の目標を伺うと、「遺品整理の知名度で地域ナンバーワンを目指すこと」とお話してくださいました。
「丁寧に片付けをしたい方に自社の存在を知って欲しい。どのように私たちの「丁寧な片付け」を知ってもらうか、宣伝の方法も考えていきたい」とのことです。
また、「廃棄物をできるだけ減らしていくこと」も目標として掲げてくださいました。
「例えば、遺品整理をする中で出てきた賞味期限がまだ切れていない缶詰など、いつも勿体無いなぁと思いながら捨てている。あくまで遺品ということをお伝えした上で食べてくださる方がいれば譲ったり、まだ使えるものを欲しい方へ譲ったり、もっとリユースやリサイクルに貢献したい」と平川さん。「物を上手く循環させていくための繋がりがまだできていない」ともおっしゃっていました。今後もリユースやリサイクルを推進していくためのネットワークづくりや、ネットワークの活用についても真剣に考えていらっしゃいます。
遺品整理や仏壇の閉眼供養、生前整理や不用品回収など、ヒラカワウンソウは幅広いニーズに対応し、故人やご家族の想いを大切にはこびます。
遺品整理や片付けでお困りの際は、ぜひご相談してみてはいかがでしょうか?
遺品査定士が在籍するヒラカワウンソウの丁寧な片付けがきっと力になります!
基本情報会社名:平川運送有限会社
住所:〒030-0145 青森市金浜稲田66-20
Tel:017-729-2377
営業時間:8:00〜19:00 不定休
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