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兵庫県神戸市東灘区にある「FUJI -Rice Flour Bakes-(フジライスフラワーベイクス)」は、米粉100%のオープンサンドと焼き菓子を楽しめる、グルテンフリーのお菓子屋さん。
2026年にオープンした同店は、オーナーとお母さま、親子ふたりで営まれています。

店頭に立ち、日々お菓子を作るのはお母さま。もともとお菓子作りが好きで、趣味で販売していたところ好評だったことから、「自分のお店を持ちたい」という夢が生まれました。
その想いを形にしたのが、オーナーである息子さんです。
店名の「FUJI」は、お母さまの名前から名付けられたもの。親子のやさしい物語が、そのままお店の原点になっています。

やさしさから生まれる、グルテンフリーの選択
FUJIの大きな特徴は、小麦を一切使用しないこと。すべての商品が米粉100%で作られています。
その理由は、お母さま自身が小麦粉アレルギーを持っているから。「小麦が食べられない方も安心して食べられるものを」という想いから、米粉にこだわったお菓子作りが始まりました。

けれどここで感じられるのは、“制限”ではなく“新しいおいしさ”。
米粉ならではのもっちりとした食感や、素材の甘みを活かした味わいは、グルテンフリーという言葉を意識せずとも、自然と手に取りたくなる魅力があります。
体にやさしいだけでなく、食べた人の心までふっと軽くなるような、そんなやさしさが詰まっています。

外はカリカリ中はもちもちの米粉オープンサンド
看板商品は、米粉パンを使ったオープンサンド。
外はカリッと香ばしく、中はもっちりとした食感が特徴です。軽く温めることで、米粉の風味がより一層引き立ちます。

定番は、どこか懐かしい味わいのタマゴサラダと、てづくりアップルシナモンとクリームチーズ。
そのほかにも、カレーやいちごジャムなど、日替わりでさまざまな味が並び、訪れるたびに新しい楽しみがあります。
また、密かに人気を集めているのが、6cm角の小さなプレーン食パン。シンプルだからこそ、米粉の良さがダイレクトに伝わる一品です。

素朴で、ほっとする焼き菓子
店内には、バタークッキーやフィナンシェ、フロランタン、オートミールのチョコチップクッキー、抹茶のクッキーなど、焼き菓子も並びます。
どれも共通しているのは、甘さ控えめでやさしい味わい。サクッと軽やかで、ほろっとほどける口当たりは、どこか懐かしさを感じさせます。
素材の味を大切にしたシンプルなおいしさは、子どもからお年寄りまで、幅広い世代に寄り添います。
「誰が食べてもほっとできる味」を目指した、飾らないお菓子たちです。

空間とパッケージに宿る美意識
お店に足を踏み入れると、ナチュラルで洗練された空間が広がります。実はこの空間、オーナー自身が手がけたDIYによるもの。デザイナーでもあるオーナーのセンスが、細部にまで息づいています。
商品パッケージもまた魅力的で、シンプルながらも洗練されたデザイン。手土産やギフトとしても選びたくなる美しさです。

やさしさが循環する場所へ
FUJIのはじまりは、親孝行でした。お母さまの夢を叶えたいという想いから生まれたお店は、今では訪れる人にもやさしさを届ける場所になっています。
体にやさしいこと、心にやさしいこと。そして人と人とのつながりにもやさしいこと。
そのすべてが、この場所の軸になっています。

これからは、神戸のまちにもっと広く知ってもらい、ゆくゆくは店舗展開も視野に入れているのだとか。
「ものづくりが好き」という親子が紡ぐ、小さなお店の物語。
ふらりと立ち寄ったその日が、少しだけやさしい気持ちになれる—そんな時間が、ここには流れています。

店舗情報
店 名:FUJI -Rice Flour Bakes-(フジライスフラワーベイクス)
住 所:兵庫県神戸市東灘区本山南町6-7-5
定休日 :水・木・日+第2・第4土曜
営業時間:10時半~15時
駐車場 :なし
Instagram:こちら
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