宮崎県日向市にある「奈須農園」さん。
30年以上に渡り、トマトとみかんの栽培・直売を行っています。
トマトは、難しさのために珍しい「高糖度栽培」を実施。
甘くて濃い、スイーツのようなブランドトマト「七変化」を扱っています。
また、トマトのおいしさを100%詰め込んだ、トマトジュースも販売しています。
みかんは3品種。柔らかさなどの個性がそれぞれ異なる
みかんの栽培は、現在のオーナーさんで2代目。
「奈須農園」さん含む5件の農家が集まり、「ひょっとこみかん」というブランドを栽培しています。
「奈須農園」さんでは、日向灘に面した温暖な気候と恵まれた日照時間のもとで、3つの品種が育ちます。
最初に収穫されるのは、極早生みかんとも呼ばれるもの。
日持ちはしにくいですが、内皮が非常に薄くて柔らかく、食べやすさと甘さが魅力です。
11月終わり頃から出てくるのが早生みかん。
内皮がしっかりしていて日持ちも良く、ジューシーな味わいです。
出荷できる数も増えてきたところで、人気が高まっているのだとか。
最後に、年末頃には晩生(おくて)みかんとも呼ばれるものが登場します。
皮や内袋がしっかりと硬めな品種。収穫から2〜3週間置いてから出荷されます。
置けば置くほど味にコクが出るそうで、こたつやストーブのお供として味わうのにぴったりです♪
みかんの販売期間は、おおよそ10月終わりから12月いっぱいだそうなので、これからの季節に楽しめますね。
長年の経験と知恵が育む高濃度トマト「七変化」。収穫後も甘さが変わる
トマトは「七変化」というブランドを栽培。
第3回全国トマト選手権では、入賞を果たしています。
名前は、収穫してからも7日間甘さが変化していく様子から付けられました。
日が経つごとに酸味が和らぎ、より甘く感じるように。
好みの味に合わせたタイミングで楽しめます♪
スイーツのようで、トマト嫌いでも食べられるという声がたくさん!
日持ちも良く、常温でも20日ほど置いておけます。
この味を作るのは、こだわりの高糖度栽培です。
昔ながらの、土に植える方法で行っています。
土は、トマトの原産地とされる南米アンデス高原の環境に近づけ、極限まで水分管理を実施。
後は、30年以上培った勘と経験値が活かされているのです♪
素材の良さを存分に味わえる、トマトジュースも販売開始!
濃厚な甘さが詰まったトマトは、やはりそのまま生で食べるのが、一番の贅沢だそう。
もちろんサンドイッチやサラダ、加熱料理に使うのもOKです。
しっかりした食感で、切ったり煮たりしても、形が崩れにくいのが特徴です!
このトマトを100%使用し、おいしさを濃縮したトマトジュース「美宝赤(みほか)」も、今年販売開始したばかり。
実は以前から作り続けていたトマトジュースですが、市のサポートを受け、商品化に成功しました。
贈答向けで、その年に獲れた分だけを使用した、本数限定販売。
将来的には、ふるさと納税の返礼品にすることも検討しています。
今後とも、夫婦お二人でできる範囲で、果実やジュースの販売をムリなく続けたいと話す「奈須農園」さん。
農業は気候など色々な条件が毎年異なるため、マニュアルがありません。
その難しさと向き合いながら、日々栽培を続けています。
商品はネット販売のほか、直売も行っています。
気になるものはぜひお気軽に、問い合わせてみてくださいね。
POINT店舗情報
店 名:奈須農園
住 所:宮崎県日向市塩見7440
営業日・営業時間:お問い合わせください
電話番号:090-5924-1097
店 舗 HP:こちら
Instagram:こちら
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