久留米市東櫛原にある半田ビルの一角で営業している「半畳コーヒー」さんは、自家焙煎のコーヒーと心温まる空間で、訪れる人々を迎えています。
「起きて半畳寝て一畳」という言葉にちなんで名付けられたこのお店は、コーヒーを通じて人と人とのつながりを大切にする場所です。
日常のさまざまなシーンにマッチする自家焙煎コーヒー
「半畳コーヒー」さんのマスターは、コーヒー店での修行を経て、4年前にこの店をオープンしました。
マスターが目指すのは、癖がなく日本人好みの味わいが楽しめるコーヒー。
個性の強い豆が増える中、朝起きた時、食後、休憩時など、日常のさまざまなシーンにマッチする飲みやすい一杯を追求しています。
特に推しているのは、苦味が主体となる深煎りです。
しっかりとした苦味が引き出される深煎りコーヒーは昔ながらの喫茶店にも多く、どの年代にも馴染みがある味わいです。
「半畳コーヒー」さんでは、抽出スピードが早いドリッパーを使用し、深煎りのコーヒーをスッキリとした味わいに仕上げています。
人と人を繋ぐ、コーヒーの香り漂う交流の場
コロナ禍を経験し、直接的なコミュニケーションの大切さを再認識したマスター。
会話を楽しめる空間づくりに注力しており、「話すことで自分の頭の中を整理できる。また、他人の意見を聞くことで視野が広がる」と語ります。
だからこそ、「半畳コーヒー」さんでは、コーヒーの香りに包まれながら心地よい会話が弾む、そんな温かい空間を目指しているのです。
木曜日は「夜喫茶」としてフードも提供
メニューは、自家焙煎ハンドドリップコーヒーをはじめ、カフェオレ、紅茶、ココア、キャラメルミルクなど、様々なドリンクを提供しています。
木曜日は夜の営業で、この日は通常のドリンクに加えてお食事メニューも登場します。
人気の「プルドポークサンドイッチ」は、豚肉をアメリカンテイストのスパイスソースで長時間煮込み、柔らかくなったお肉をほぐしてサンドイッチの具材にしています。
また、コーヒーのお供にぴったりのプリンや、昔ながらの喫茶店の味わいを再現したナポリタンもありますよ♪
ナポリタンには、数種類のソースを配合した特製ケチャップソースを使用しているそうです。
さらに、月末の木曜日には特製ハンバーガーも登場します!
新メニュー開発時には、Instagramで呼びかけて試食会「食べてみて欲しいの会」を開催。お客様の意見を参考にしながら、味付けを調整をしているそうです。
お客様と一緒に作り上げている夜メニューもぜひチェックしてみてくださいね♪
コーヒーを通じて地域の絆を深める
半田ビルのオーナー様が地域コミュニティ活動に取り組んでいたこともあり、マスターも地域の絆を結ぶ繋ぐ活動に積極的です。
昨年からはコーヒーフェスタ「茶色いつぶ達の集い(つぶつど)」の主催者を務めており、久留米・筑後エリアのコーヒー愛好家と個性豊かな店舗を繋いでいます。
2024年2月に行われた第2回「つぶつど」では、久留米中央公園に60店舗が集結し、1.3万人もの来場者を魅了しました。
今後も2月、9月の年2回開催を続けていく方針で、第3回はさらにパワーアップするそうです♪
コーヒーを介して自然とコミュニケーションが生まれる「つぶつど」では、来場者が新たなお店の発見や出会いを楽しんでいます。
「あのお店のコーヒー、とてもおいしかった。今度は店舗に行ってみよう」という声も多く聞かれ、イベントを通じてお客様とお店双方の可能性が広がっていることをマスターも感じているそうです。
現在は、間借り営業中の「半畳コーヒー」さん。
来年には自身の店舗を持つことを目標に掲げ、地域に根ざしたコミュニティとしての役割も担いながら、日々研鑽を重ねています。
コーヒーの香りと温かな交流に包まれたひとときを求める方は、ぜひ「半畳コーヒー」まで足を運んでみてはいかがでしょうか?
そこには、きっと新たな発見と心地よい繋がりが待っているはずです。
店舗情報
店 名:半畳コーヒー
住 所:福岡県久留米市東櫛原町2035
営業日時:月11:30〜15:00/木17:00〜22:00/土・日8:30〜 15:00
定休日:火曜日・水曜日・金曜日
Instagram:こちら(半畳コーヒー)/こちら(つぶつど)
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