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2025年2月、滋賀県大津市に新たな古着屋「East Dogs」がオープンしました。
オーナー二人が立ち上げたこのお店は、長年の古着愛を詰め込み、「本当に良いものを、自分たちの手で直接届けたい」という想いを形にした空間です。
古着愛から生まれた、こだわりのセレクト
オーナーたちが古着に魅了されたのは10年以上前のこと。
京都の古着屋を訪れた際、店主からヴィンテージの奥深さを教わり、時間を経ることで生まれる独特の美しさに惹かれたそうです。
例えば、1960年代のデニムは、長年履きこまれることで生まれる色落ちや風合いが特徴です。それは新品では決して再現できないもの。そんな“一点ものの魅力”を、大切にしています。
「自分たちが着たいか」がセレクトの基準
このお店のコンセプトはシンプルです。
「自分たちが本当に着たいと思うか」。
オーナー自身が心から欲しいと思えるアイテムだけを揃えています。
アメリカやタイまで足を運び、現地で直接買い付けを行うのも、そのこだわりのひとつです。
仕入れの際には、アイテムの状態や雰囲気を細かくチェックし、ダメージのあるものも職人の手でリペア。
“カッコいいボロ”へと昇華させ、ヴィンテージならではの魅力を引き出しています。
デニムとミリタリー、ヴィンテージの宝庫
店内には、1940年代から2000年代までのアイテムがずらりと並びます。
なかでも特に力を入れているのがデニム。80本ほど揃えたうち、リーバイスだけでも60本以上をラインナップ。
1940年代のカバーオールや、80~90年代のリーバイスは約50本を揃えており、色味やサイズのバリエーションも豊富です。
31~40インチをメインに買い付けているため、幅広い体型に合うのも魅力。
スウェットも1950年代から2000年代まで幅広く取り揃え、常時80~100点ほどが店頭に並んでいます。
服だけではなく、古き良きものを愛するすべての人へ
服だけでなく、小物も充実しているEast Dogs。
50年代の未使用ナプキンや、60年代のファイヤーキングのミルクカップ、シルバーアクセサリー、70年代のバンズやコンバースなど、心躍るような小物も揃っています。
さらに、職人が手作業で作る「サンダルマン」のレザーサンダルなど、新品でも“味”を感じるアイテムもセレクトしています。
「この店じゃなきゃ買えない」そんな存在に
East Dogsは、単なる古着屋ではなく、「ここに来たい」と思える場所を目指しています。店主たちはお客様との会話を大切にし、一人ひとりにぴったりのアイテムを提案。
オンラインショップでも購入可能ですが、商品には時代背景やこだわりを丁寧に記載し、その価値をしっかり伝えています。
ただ物を売るのではなく、古着の魅力を知ってもらい、納得したうえで購入してもらいたいという想いが込められています。
さらに、定休日はなく、いつでもふらっと立ち寄れるのも嬉しいポイントです。店主たちのフランクな人柄も、お店の魅力のひとつ。
「East Dogsに行けば、他では手に入らない特別な一着に出会える。」
そんな期待を胸に、ぜひ訪れてみてください。
店舗情報
店 名:East Dogs
住 所:滋賀県大津市粟津町12-16 G24ビル3F
営業時間:11時~20時
定休日 :なし(不定休あり)
Instagram:こちら
オンラインショップ:こちら
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